ともかです。
今回は「中古ドメインをhttpsするには?ロリポップ編」です。
また、ロリポップもついにhttps化無料対応となりました。
ぜひ参考にしてみてください。
https設定方法「ロリポップ編」
httpsロリポップでのやり方大まかな流れ
中古ドメインをhttps化する方法です。
レンタルサーバーはロリポップを使うということにします。
バリュードメインやウルトラドメインとロリポップとの紐づけ作業が終えているのが前提として、
※ドメイン会社とレンタルサーバーとの紐づけ作業方法がわからない方は
個別でご相談ください。
↓ ↓
大まかなhttps化の流れとしては、
①ロリポップ側でのhttps化作業
②ワードプレスまたはシリウス側の設定
③.htaccsessにリダイレクトコードを追記
となります。
初心者の方は、③が一番難しいと感じるかもしれませんが、
一つ一つ焦らずやれば問題ありません。
では早速ロリポップでのhttps化作業をやっていきましょう。
ロリポップ側でのhttps化作業
まず、ロリポップ側でのhttps化作業からです。
1.ロリポップユーザー専用ページにログイン
2.セキュリティ→独自SSL証明書導入をクリック。
3.対象ドメインを選択。
対象ドメインにチェックを入れます。
※特に中古ドメインでwww付きを取得した方はwwwの箇所にも忘れずにチェックを入れましょう。
次に、独自SSL(無料)を設定する、をクリック。
3.しばらく待つ。
https化が完了するまで5分~10分かかるので待ちます。お茶でも飲んでましょう
https化が完了すると以下のような画面になります
これでロリポップ側のhttps化手続きは終わりです。
ワードプレスまたはシリウス側の設定
次にワードプレスまたはシリウス側でのhttpsの設定をします。
まずはワードプレスから。
1.ロリポップ左側画面のサイト作成ツール→ワードプレス簡単インストールをクリック
2.プルダウンから対象ドメインを呼び出す
※入力は任意です、の所は何もいれません。
3.サイトタイトルやユーザー名、パスワードなどのすべての項目を入力します。
特にユーザー名とパスワードは忘れないように控えておきます。
項目をうめたら入力内容を確認をクリック
4.入力内容を確認してインストール
5.ワードプレスの管理画面へ移動
管理者ページURLをクリックすると、自動的にワードプレスの管理画面に移動します。
ワードプレスにログインしましょう。
6.ワードプレスダッシュボード→設定→一般設定をクリック
7.ワードプレスアドレスとサイトアドレス二箇所にhttps://~と入力します。
つまり、httpの後に半角英数字のsを足すだけです。
ここまで終わったら変更を保存。
これでワードプレスでのhttps設定は終わりです。
シリウスでのhttps設定方法
シリウスのhttps設定方法もとてもかんたん。
ロリポップ側でのhttps化手続きが完了したら、
シリウスの全体設定→URL設定に、https:からはじまるURLを入れればいいだけです。
シリウスでも、wwwありの中古ドメインを取得したらサイトURLには必ずwwwも入れましょう。
これでシリウスのhttps設定は完了です。
.htaccsessにリダイレクトコードを追記
最後の山場。.htaccsessにリダイレクトコードを追記します。
初心者の人にとってはここが一番難しい作業に感じると思います。
しかし、しっかり一つ一つやっていけばそんなに難しくありません。
では最後までしっかり作業していきます。
まずはFFFTPソフトをダウンロードしよう
まだFFFTPソフトがない人は、
窓の杜から入手しましょう。
窓の杜ホームページの検索窓で「FFFTP」と検索。
こちらからダウンロードします。
お使いのパソコンに適した方をダウンロードしてください。
私は64bitなのでそちらをダウンロードします。
ダウンロードできたらFFFTPを開きます。
FFFTPを使う
続けてFFFTPを使って.htaccessリダイレクトの追記作業をしていきます。
①FFFTPを開く
FFFTPを開くと「ホスト一覧」という画面が出てきます。
次に「新規作成」をクリック。
次に出てきた画面にロリポップの情報を入れていきます。
②ロリポップの情報を確認します。
ロリポップにログイン→ユーザー設定→アカウント情報に進みます。
①・②・③の情報をFFFTPの①・②・③に入力しましょう。
・一番はじめのホストの設定名は任意です。私はロリポップにしました。
・ローカルの初期フォルダには何も入れません
・ホストの初期フォルダには何も入れません
・最後にアクセスしたフォルダを次回の初期フォルダとするのチェックは入れません
ここまでできたらOKをクリック
次に
ロリポップの色が反転していることを確認し、接続をクリック。
ここで注意してほしいのが、左が自分のPC側で右がサーバー側だということ。
右側は基本的にいじってはいけません。崩れると何もかもが後戻りできなくなります
では続けます。
.htaccsessを追記する
対象のドメインをダブルクリック。
右側の.htaccessを左側へドラッグアンドドロップします。
必ず左側の.htaccessをダブルクリックして開きます。
ここまでできたら以下のコードを上に追記してください。
1 2 3 4 5 |
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule> |
.htaccessに追記すると以下のようになるかと思います。
ここまでできたらファイルを上書き保存します。
上書き保存できましたら、そのまま今度は右側にドラッグアンドドロップします。
これで.htaccsessの追記作業は完了です。
.htaccsessのリダイレクトとは、中古ドメインに元々ある被リンクドメインを、
https化しても引き継ぐ、という大事な作業となります。
この.htaccsessリダイレクト作業をしないと、
中古ドメインのパワーが半減することになってしまうので、
慎重に確実に作業してみてください。